主婦が派遣社員として働く際にも、やはりプロ意識を持つことが求められる傾向にあります。家事や育児、介護などに追われることは、主婦として仕方ないことですが、極力業務に支障が無いように努めることが重要と言えるのではないでしょうか。

正社員でなくとも、その分野におけるプロフェッショナルとしての活躍が期待されることになります。特に経験を買われて雇用された場合、パートとは一線を画す実力が求められることになるでしょう。企業によっては、正社員以上の結果を求めるケースもあります。
ボーナスや退職金などをもらうことは出来ないものの、時給もそれなりの高さになるのが一般的です。

主婦として家族のために頑張りながらも、企業の一員として活躍を果たすことは簡単ではありません。子供の急病などによって早退しなければならないことも少なく無いでしょうが、上司にとってみれば代役を立てなければいけない場合もあり、扱いが難しい感じることもあるかもしれません。

女性が活躍する社会を目指すことがここまで大々的に叫ばれていることを考えれば、受け入れる企業にも体制づくりが必要です。派遣という制度をうまく使いこなすことが出来なければ、企業としての成長は難しいという可能性を考えることも必要でしょう。

加えて、管理職に抜擢されるのは、まだまだ男性が中心であることはまぎれもない事実です。女性の登用に期待が寄せられる時代にもかかわらず、旧態依然の状況が続いている企業も少なくありません。女性が働きやすい現場の環境づくりが急がれます。